辻堂の海辺で すくすく育つ天音ちゃんと大地くん
お父さんは 私の会社でのインストラクター
4年前 わたしが新入社員なベビーの頃
ゼロから全てを教わった1年間限定のインストラクターは
海辺を裏庭に選んだ 辻堂の週末波乗りサーファー兼daddy of two
すくすく育ち続ける インストラクターの我が子たちと
同じくらいに手間ヒマかけてしまった 育ち盛りの新社会人なわたしは
メールの書き方やお酒のつぎ方から
夜の会席での相づちのうちかたまで
全てをビシバシ ガミガミ教わった
議事録は9.9割が赤ペン修正で戻ってきたし
居眠りしてしまった2AMの会食の翌朝は ひどくダメだしされた
「オンナはすぐ泣く」と言われた悔しさで
泣き虫な自分の神経と涙腺をぎゅっと引き締めるために
いつも眉間に皺がよって 次第に顔が変形していった
アマく生きてきた自分が 耐えきれないほどの侮辱を受けた
自分に対する自信がイチミリたりとも存在しなくなった
なぜ こんなに否定されるのだろうか 真剣に落ちこんだ
でも なぜ こんなにテマヒマかけてくれたのだろうか
自分の子どもでもないのに なぜここまで教えてくれたのだろうか
コワくてコワくて仕方がなかった 私のインストラクターは
社会人になった 生まれたての私の育て親
私の負けず嫌い精神をかきたててくれた 挑発的な愛の侮辱
恥とプライドを感じさせてくれた 体験型感情ロジック
現しきれないほどの感謝の気持ちをインストラクターに伝えたい
本当にありがとうございました
海の親のもとで育つ 天音ちゃんと大地くんとの
再会の日が 今からとても楽しみだ